国頭村でウエイトリフティング男子日本代表が合宿 地元選手も

ウエイトリフティング男子の日本代表の合宿が、5日から国頭村で行われていて、地元・沖縄出身の選手たちもパリオリンピックに向けて汗を流していました。

ことし7月に開幕するパリオリンピックに向けて、ウエイトリフティング男子の日本代表の選手たちは、国頭村で合宿を行っています。

県出身では東京オリンピックで7位入賞の宮本昌典選手と、知念光亮選手が参加しています。

6日は、歓迎のセレモニーが開かれ、国頭村の知花靖村長が「パリオリンピックに向けて頑張って下さい」とあいさつしました。

続いて、日本代表の新井健一監督が「オリンピックの出場枠獲得の大会に臨む非常に重要な時期で、国頭村の暖かい気候を活用し結果を残していきたいです」と意気込みを語りました。

このあと、トレーニングの様子が公開され、選手たちはバーベルを徐々に重くしていきながら足や腰の動かし方を確認していました。

宮本選手は「ことしはいい年になるよう、覚悟を持って取り組んでいきたいです」と話していました。

知念選手は、「去年はケガで練習ができない期間が長かったので、来月の大会ではベストを出してオリンピック出場を目指して頑張りたいです」と話していました。

合宿は今月15日まで行われ、2月にウズベキスタンで行われるアジア選手権や、3月にタイで行われるワールドカップの結果によってパリ大会の代表に内定するということです。