宮古島市でヒカンザクラが開花 全国で最も早いサクラ開花宣言

宮古島地方気象台は、5日、宮古島市内でヒカンザクラの開花を観測したと発表し、全国で最も早いサクラの開花宣言になりました。

宮古島地方気象台が開花の目安としている宮古島市熱帯植物園内にあるヒカンザクラの標本木で、6日、ピンク色の花が数輪咲いているのが確認できました。

標本木に5輪以上の花が咲いた日が開花日とされていて、宮古島地方気象台は、5日、開花を観測したと発表しました。

ヒカンザクラの開花は、平年より12日、去年より10日それぞれ早く、沖縄気象台によりますと全国で最も早いサクラの開花宣言になりました。

また、宮古島地方では、本土に復帰した1972年に観測を開始して以降、2番目に早い開花です。

5日は、宮古島市平良の最高気温が3月下旬並みの23.4度とぽかぽか陽気になり、6日も宮古島地方は高気圧に覆われ、日中は青空が広がりました。