宮古島市で「二十歳を祝う会」 500人の門出祝う

今月8日の「成人の日」を前に宮古島市では5日、20歳を迎えた若者たちおよそ500人の門出を祝う式典が開かれました。

会場のJTAドーム宮古島には、晴れやかな着物をまとった女性たちや、おそろいの羽織はかま姿で自分の名前が書かれたのぼり旗をかついだ男性たちが集まりました。

式では、成人を迎えた男性が三線を演奏したほか、交通安全を見守る名物キャラクター、「宮古島まもる君」にふんした警察官が、20歳になってお酒が飲めるようになっても飲酒運転は絶対にしないことなどを呼びかける交通安全メッセージを伝えました。

そして、成人を代表して沖縄本島の大学に通う常戸大瑚さんが「私たちは、これからも家族、友人、地域の皆さんとともに、切さたく磨して助け合いながら立派な大人になっていくので応援してください」と決意表明しました。

愛知県の大学に通う男性は「成人になった実感はないけど子ども心を忘れず、社会人として規律を守って楽しんでいきたい」と話していました。