宜野湾市長「市民にとって大きな判決」

今回の判決について、アメリカ軍普天間基地を抱える宜野湾市の松川正則市長は「宜野湾市民としては返還合意から27年間もそのままの状態が続き、先行きが見えない状況が続いていました。埋め立てのめどがつくということは、市民にとっては今回は大きな判決だったのではないか」と話しました。

そのうえで、「代執行の裁判に至ったということは非常に残念ではあるが、これから法令にのっとった形で工事が進んでいくだろうと捉えている。今後、沖縄県や政府と意見交換をしながら取り組みをしていきたい」と話しました。

そして今後について「1日も早い普天間飛行場の閉鎖返還や負担軽減もそうですが、今までも同時並行的に取り組んでいる跡地開発を強化していかないといけないと考えている」と話していました。