暑さの中 クリスマス気分のイルカショー 沖縄美ら海水族館

本部町の沖縄美ら海水族館では、クリスマスをテーマにしたイルカショーが行われています。
ただ、15日は夏日となる暑さで、訪れた人たちは汗ばみながらクリスマスの雰囲気を楽しんでいました。

沖縄美ら海水族館で人気のイルカショーでは、クリスマスの雰囲気を楽しんでもらおうと、今月から「WinterShow」と題したショーを行っています。

ショーでは、サンタクロースにふんした飼育担当のトレーナーが登場する中、体長が3メートルから5メートルある4頭の「オキゴンドウ」などが、クリスマスにちなんだ音楽に合わせて豪快なジャンプを披露します。

また、クリスマスプレゼントに見立てた箱を胸びれでつかんでトレーナーに渡したり、輪投げをキャッチしたりして訪れた家族連れなどを喜ばせていました。

15日は、本部町の隣の名護市で26.6度の最高気温が観測されるなど、10月下旬並みの暑さとなり、観光客たちは汗ばみながら南の島のクリスマスの雰囲気を楽しんでいました。

仙台市から訪れた男性は、「仙台は気温が6度で寒いですが、ここでサンタクロースが出てきてびっくりしました。イルカたちはかっこよく、感動しました。すごく楽しめました」と話していました。

沖縄美ら海水族館の八木遼太さんは「今回はオキゴンドウという珍しい種類だけのショーになっています。サンタさんがどんなプレゼントを持ってくるのか楽しんでいただきたいです」と話しています。