年賀状 早めの投かん呼びかけ 郵政OBがポスト清掃

今月15日から年賀状の投かんが始まるのを前に、郵便局や旧郵政省を退職した人などが、郵便ポストなどを清掃しながら早めの投かんを呼びかけました。

この活動は、年賀状の投かんが始まるのを前に、郵便ポストや周辺の道路などをきれいにしようと、郵便局や旧郵政省を退職した人などが毎年続けているものです。

11日は那覇市の県庁前駅近くにある美栄橋郵便局の前におよそ20人が集まり、まず、このグループの天久興太郎会長が「新年を祝うハガキを多くの方々に出してもらえるようにという気持ちを込めるとともに、県民、県外から訪れる人たちに楽しい気持ちになってもらえるよう頑張りましょう」と呼びかけました。

このあと参加者は二手に分かれて、美栄橋郵便局から牧志郵便局まで国際通り周辺のおよそ1キロで、ポストをぞうきんで磨いたり、歩道に落ちているたばこの吸い殻を拾ったりして美化活動を行いました。

また、通り沿いの商店の人や観光客などにチラシを配って、年賀状の購入と早めの投かんを呼びかけていました。

参加した男性は「お正月まであと僅かですのでポストをきれいにして皆さんに喜んで年賀状を投函していただきたい」と話していました。

年賀状の投かんは今月15日からで、郵便局では元日の配達に間に合うよう25日までに出すようを呼びかけています。