国頭トレイルランニング大会 1500人余りがコースに挑む

沖縄本島北部、やんばるの森を駆け抜ける「トレイルランニング」の大会が国頭村で開かれ、1500人余りがコースに挑みました。

「国頭トレイルランニング大会」は、やんばるの豊かな自然の息吹を感じてもらおうと、国頭村などでつくる実行委員会が開いています。

9回目のことしは、18キロと13キロのトレイルの部や、8.6キロのウォークの部など、合わせて8つの種目に県内外から1500人余りが参加し、国頭村の森林公園を次々とスタートしました。

参加者たちは、アップダウンの激しい山道など、それぞれのコースを自分のペースで走っていました。

9日の国頭村の最高気温は、23.7度と平年より4度高い11月上旬の気温となりました。

参加者たちは途中、水分を補給して、やんばる特有の大自然や景色を楽しみながら軽快に駆け抜けていました。

大阪府から初めて参加した女性は「大阪と違い、沖縄は緑が濃くて楽しいですが暑いです」と話していました。

石垣市から参加した男性は「山の中や川のそばなどふだん走ることができないコースを走ることができました。きつい部分も含めて気持ちがよかったです」と話していました。