ブルーインパルスが那覇基地で曲技飛行へ 県“安全管理”要請

航空自衛隊のアクロバット飛行チーム、ブルーインパルスが10日、日曜日に航空自衛隊那覇基地で開かれる航空祭で曲技飛行を行う予定です。
県は安全管理に最大限努めるよう要請しています。

ブルーインパルスの曲技飛行は10日、日曜日に航空自衛隊那覇基地で開かれる航空祭で行われる予定で、今月5日、那覇基地に7機が到着しました。

当日は、宙返りや背面飛行といった曲技飛行を行うことにしています。

航空自衛隊によりますと、記録が残っている1996年に現在の機種に変更して以降は、ブルーインパルスによる曲技飛行は沖縄本島では初めてだということです。

県は航空自衛隊那覇基地に対し、安全管理に最大限努めることや民間の航空機の運航に影響を与えないこと、それに地元に対し丁寧に説明することを口頭で要請しました。

また、那覇市は、民間地上空の飛行は行わないことや民間機の離着陸に影響を及ばさないことなどを航空自衛隊那覇基地に確認したということです。

ブルーインパルスの飛行をめぐっては、去年12月に宮古島市にある航空自衛隊の分屯基地の開設50周年を記念して初めて曲技飛行が行われ、大勢の人が集まりましたが、民間空港の軍事利用につながるとして反対する集会も開かれました。