ゆいレール 利用客3億人を達成 3億人目の乗客に記念品

ゆいレール 利用客3億人を達成 3億人目の乗客に記念品

ことし開業から20年を迎えた沖縄都市モノレール=ゆいレールの利用客が、4日、通算で3億人に達し、乗客に記念品が贈られました。

那覇市の那覇空港から浦添市のてだこ浦西駅を結ぶ沖縄都市モノレール=ゆいレールは、ことし開業から20年を迎え、市民や観光客の足として利用されています。

ゆいレールの利用者は4日、通算で3億人に達し、那覇市の県庁前駅では記念式典が行われました。

ちょうど3億人目は、午後4時ごろ県庁前駅から乗車した那覇市の小学2年生、塩浜かの子さん(8)で、記念品が贈られました。

かの子さんの母親の奈々さんは「きょうは学校が終わって娘のくつ下を買いに行くためにゆいレールに乗りました。娘はいつもゆいレールから見える景色を楽しんでいます」と話していました。

かの子さんは「ゆいレールに乗るのは楽しいです」と話していました。

ゆいレールは新型コロナによる観光客の減少などで一時は利用者が減っていましたが、現在はほぼコロナ禍前の水準まで回復しているということです。

ことし8月からは3両編成の車両の運行を始め、令和9年度ごろまでに3両編成を9本に増やす予定です。

沖縄都市モノレールの渡慶次道俊社長は「なお一層、お客様が快適にモノレールを利用できるようにしていきたい」と話していました。