「NAHAマラソン」4年ぶり通常開催 沿道の声援受け力走

県内最大の市民マラソン「NAHAマラソン」が、3日、4年ぶりに通常開催され、ランナーおよそ1万9000人が沿道からの声援を受けて本島南部の5つの市と町を力走しました。

37回目となることしの「NAHAマラソン」には1万8874人が参加しました。

那覇市旭町のスタート地点では、東京パラリンピックの女子マラソン車いすのクラスで7位に入賞した喜納翼さんが「沿道の声援を力にかえて頑張ってください」とあいさつし、「万国津梁の鐘」の音を合図に、ランナーたちが一斉にスタートを切りました。

3日の那覇の最高気温は23度で、午前中は汗ばむ陽気でしたが、徐々に日ざしが弱まって走りやすい天気となりました。

去年は新型コロナウイルスの影響で市は沿道の応援の自粛を求めましたが、ことしは通常開催となり、沿道では大勢の市民がパーランクーを打ち鳴らしたり、手をたたいて「頑張れ」「ファイト」と声をかけたりして熱い声援を送っていました。

完走した神奈川県の40代の男性は、「NAHAマラソンは2回目の参加ですが、目標だった4時間をきることができてよかったです。沿道の応援が最高でした。すごく励みになりました」と話していました。