米軍のオスプレイ2機が奄美空港に着陸 捜索救助活動参加へ

アメリカ軍の輸送機、オスプレイが鹿児島県の屋久島沖に墜落した事故で、2日午前8時50分ごろ、アメリカ軍のオスプレイ2機が奄美空港に着陸しました。
鹿児島県によりますと、2日と3日の2日間、捜索救助活動を行うため、沖縄県の普天間基地に所属する海兵隊の機体が飛来すると連絡があったということで、このあと屋久島に向かうとみられます。

今回の事故を受けて、▽鹿児島県は原因が究明され、再発防止策が講じられるまではオスプレイの飛行停止をアメリカ側に要請するよう九州防衛局に申し入れたほか、▽沖縄県も沖縄防衛局などに対し、捜索・救助活動であってもオスプレイ以外の機体を使用し飛行を停止するよう申し入れていました。

鹿児島県の奄美大島にある奄美空港では、2日午前8時50分ごろ、2機のオスプレイがプロペラを上に向けた状態で相次いで着陸しました。

機体側面には、海兵隊の機体であることを示す英語の表記が確認できました。

その後、2機はアメリカ軍の別のヘリコプターが駐機している駐機場の一角まで移動し、機体後部のハッチが開いてヘルメットをかぶった乗員が出てきました。

奄美空港へのオスプレイの飛来について、奄美市の安田壮平市長は「多くの島民が不安を感じている中で懸念を禁じ得ない。安全な飛行について万全を期し、住民に危険が及ばないよう九州防衛局を通じて米軍に要請している。一日も早く人命救助などを終え、早期の事故原因の究明を尽くしてほしい」とするコメントを出しました。

奄美空港へのオスプレイの飛来について、鹿児島県の塩田知事はコメントを出し、「今回のオスプレイの使用目的については、九州防衛局からは救難活動に必要最小限のものと理解しているとの説明があり、県としては適正な使用届が提出された場合、法令上、受理せざるを得ず、民間航空機の使用に支障がないことなども確認したうえで使用届を受理した」と説明しています。

そのうえで、九州防衛局に対し安全に万全を期すとともに、県民に事故のリスクが及ばないよう、陸上、特に市街地では飛行しないことをアメリカ軍に要請するよう求めたとしています。