木の工作をして山や森を守る大切さ学ぶ教室 石垣市の小学校

石垣市の小学校で木材を使って工作をしながら山や森を守る大切さを学んでもらおうという教室が行われました。

この教室は、石垣島の中央部にあり、まわりを木々に囲まれた大本小学校で行われ、全校児童7人が参加しました。

子どもたちはコースターづくりに挑戦し、地元産のタブノキやリュウキュウマツなど6種類の木材から作られたコースターの土台と正方形の木片を選び、地元の伝統の織物「八重山ミンサー」で見られる模様にしながら接着剤で貼り付けました。

そして、接着剤の乾燥を待つ間、県の農林水産振興センターの職員から、6種類の木々の特徴や森林が果たす役割などの話を聞き、山や森を守る大切さを学んでいました。

小学5年生の女の子は「木の種類や性質のほか、木のおかげで私たちの暮らしがよくなっていることがわかりました。自分が作りたかったものができたので、いっぱい使いたいなと思いました」と話していました。

小学4年生の男の子は「木によって木目や色が違うことがわかっておもしろかったです。木は50年以上生きると聞いて、木を植えて50歳ぐらいになったら木造の家を建てたいなと思いました」と話していました。