10月の消費者物価指数 去年同月比3.5%上昇

家庭で消費するモノやサービスの値動きをみることし10月の沖縄地方の消費者物価指数は生鮮食品を除いた指数が去年の同じ月よりも3.5%上昇しました。
高値が続く卵や牛乳などの上昇が主な要因となっています。

総務省によりますとことし10月の沖縄地方の消費者物価指数は天候による変動が大きい生鮮食品を除いた指数が去年10月より3.5%上昇しました。

上昇率は前の月の9月から0.1ポイント下がりましたが3%台が続いています。

主な要因は「生鮮食品を除く食料」が8.7%上がったことで、なかでも卵や牛乳などの「乳卵類」が24.5%、「菓子類」が12.1%の上昇となっています。

このほか食器や台所用品などの「家事雑貨」が15.5%、洗剤などの「家事用消耗品」が15%、鞄や時計、指輪などの「身の回り用品」が12.9%上がっています。

一方「電気代」は政府や県による負担軽減策によって7.3%の下落となりましたが、負担軽減策の補助金が半減していることから下落幅は前の月・9月と比べ大幅に縮小しています。