受験生へ保護者から「勝つカレー」!

宜野湾市にある普天間高校で本格的な受験シーズンを前に、保護者から受験生に『くんち』、スタミナを付けてほしいと、ある食べ物がふるまわれました。宮城杏里キャスターが取材しました。

(宮城キャスター)
「いい香りがしています。保護者のみなさんが受験に勝ってほしいと作ったのは勝つカレーです」

普天間高校では、本格的な受験シーズンを前に毎年、行っていますが、21日も午前10時から保護者およそ20人が集まりました。
そして、600人分のカレーを作るために、具材を煮込んだり、カツを切ったりしていました。
中心となっているのは新垣純子さん。新垣さんの子どもも普天間高校の卒業生。受験生のために何か力になれないかと始めました。調理師資格を持ち、琉球料理の伝承人としても県に認証されている新垣さん。その知識を生かしながら、おいしいカレーを作るために、何度も試作を繰り返してきました。

(新垣純子さん)
「試行錯誤してきた。いろんな調味料をいれてます」

出来上がった特製カレーは、昼食の時間に生徒たちにふるまわれました。保護者たちからダンスでエールも。カレーには手作りのお守りも添えられました。新型コロナの影響で4年ぶりに中庭に集まって会話をしながら食事を楽しんでいました。