「沖縄大交易会」 海外への販路拡大目指す


海外からもバイヤーが参加する国内でも最大規模の国際的な商談会「沖縄大交易会」が宜野湾市で開かれました。

【国内最大規模「大交易会」】

(内原早紀子キャスター)
「沖縄交易会の会場に来ています。たくさんの企業が集まっていて実際に商談が行われています」

今回で11回目となる「沖縄大交易会」。県や経済団体などが開いていて、国際的な食品の商談会としては国内最大規模です。県内をはじめとする全国各地の食品関連会社など195社が参加しました。もずくの養殖と加工品の販売をしている、うるま市の会社のブースには、土産品として扱いたいと旅行会社の担当者が訪れていました。担当者は「商談会をやればピンポイントで狙いに来ても、そこから『こんな所も』と紹介して頂けるのでこういう場は非常にありがたい」と話していました。

【沖縄を中継拠点に海外へ】
一方、糸満市の海ぶどうの会社のブースには、マレーシアへの輸出を目指す県内のバイヤーが訪れていました。バイヤーは「沖縄の海ぶどうは、海外の方にも評価を得るのではないかと思います。世界に向けて発信していきたいと思います」と話していました。沖縄を中継拠点に海外へ販路が広がります。スウェーデンから訪れたバイヤーもいて「食文化がスウェーデンと全然違うので、とても興味深いです」と話していました。世界に向けて泡盛の認知度を高めようというコーナーも設けられ、海外の人も親しみやすい泡盛を使ったリキュールが提供されていました。沖縄大交易会は16日から2日間開かれ、2200件の商談が見込まれているということです。