名護 保育園児たちが火事の時の避難方法学ぶ

名護市では16日、保育園児たちが火事が起きた時の避難方法などについて学びました。

この取り組みは、名護市消防本部などが毎年行っているもので、市内の30余りの保育園で作る「名護市幼年消防クラブ」の園児およそ400人が参加しました。

園児たちはまず、消防隊員が建物からロープを使って上り下りする訓練を見学しました。

会場の消防本部には、体に害のない煙を充満させたテントが設置され、子どもたちはハンカチなどで口や鼻を押さえながら低い姿勢で通り抜ける訓練をしました。

このあと、消防隊員に手順を教わりながら、水の入った消火器を使い的に向かって放水しました。

参加した女子児童は「煙がある時はしゃがむことを学べたので、覚えておきたいです」と話していました。

名護市消防本部の安里順消防長は「子どもたちに火に対する正しい知識を深めてもらうために開いていて、今回体験したことを家族にも話してもらい、火災予防のきっかけにしてほしい」と話していました。