タイとラオスの大学生が沖縄を訪問 県内の大学生と交流

タイとラオスで日本語や観光業を学ぶ大学生が沖縄を訪れていて、9日は県内の大学生と交流しました。

西原町の沖縄キリスト教短期大学を訪れたのは、日本語や観光を学ぶタイとラオスの大学生20人で、外務省の事業で今月7日から日本に滞在しています。

9日は、観光について学ぶ1年生の授業に参加し、互いに地元の観光地や伝統行事、風習などを紹介しあいました。

このうち、タイの学生は、秋に水辺で灯ろうを浮かべる「ロイクラトン祭り」は自然の恵みに感謝するとともに、過去の過ちを川に流す意味があることを説明し、ラオスの学生は、一緒にご飯を食べることを大事にする文化があり、食事に誘いあうことを紹介しました。

沖縄の大学生は、キャンピングカーに泊まりながら本島各地のグルメを楽しむオリジナルの旅行プランを披露しました。

沖縄キリスト教短期大学1年の仲山花梨さんは「タイのドラマが好きだけど、実際に交流する機会は少ないのでよい経験になってすごく楽しかった」と話していました。

一行は今月13日まで沖縄に滞在し、民泊体験などを行う予定で、ラオスから参加したバラミー・バンナフォーンさんは「沖縄の代表的な料理を食べたり観光地に足を運んだりして、学んだアイデアを母国に持ち帰りたい」と話していました。