那覇の小学生たちが離島の自然や暮らしを体験 石垣島

離島の自然や暮らしを体験しようと、那覇市の小学生たちが8日から石垣島を訪れています。

石垣島を訪れているのは、那覇市の与儀小学校の5年生の児童45人で、2日目の9日は、島の北部の伊原間地区の海岸を訪れました。

はじめに、漁業や農業などに従事する平良正吉さんから海岸の砂が魚がサンゴを食べたあとのふんや砕けたサンゴのかけらでできていることなどを教わりました。

このあと平良さんの畑に移動してイモ掘りを体験したほか、平良さんが釣り上げた沖縄の県魚「グルクン」を包丁などを使ってうろこや内臓を取り除きました。

児童たちはイモやグルクンを焼きイモや天ぷらにして味わったということです。

参加した女子児童は「平良さんの話を聞いて命をいただくことは大切なことだと思いました。自然の中で友だちと一緒に遊ぶことができとても楽しかったです」と話していました。

また、男子児童は「魚をさばく時の力加減の調節が難しくて、いつもさばいている人は大変だなと思いました。楽しかったです」と話していました。

子どもたちは石垣島に10日まで滞在します。