阪神が38年ぶり日本一 キャンプ地の宜野座村では歓喜の声

阪神が38年ぶり日本一 キャンプ地の宜野座村では歓喜の声

プロ野球、日本シリーズの第7戦で、阪神がオリックスに勝って38年ぶりの日本一に輝き、キャンプ地の宜野座村では、5日夜、村役場に集まって観戦した人たちから歓喜の声が上がりました。

20年にわたって阪神のキャンプが行われている宜野座村の役場には昨夜、およそ30人が集まり、大型テレビで日本シリーズ第7戦を観戦しました。

オリックスの先発投手は宜野湾市出身の宮城で、序盤は少し応援しづらいムードもありましたが、4回に阪神のノイジーが先制のスリーランホームランを放つと、手をたたいて喜び「六甲おろし」を歌っていました。

最後のバッターを打ち取ったときには総立ちとなり、指笛を吹くなどして喜びを爆発させていました。

そして「日本一おめでとう」と書かれたくす玉を割り、カチャーシーを踊って38年ぶりの日本一を祝っていました。

観戦に訪れた人たちは「きょうは最高で幸せ」とか「悲願の38年ぶり、こんなにうれしいことはない。阪神最高」などと興奮気味に話していました。

宜野座村の當眞淳村長は「キャンプを受け入れて21年目になるが、日本一をようやく勝ち取りました。本当にうれしく思います。来年のキャンプには、より多くの人が訪れるので、みなさんと日本一を喜べるよう体制づくりをしていきたい」と話していました。