灯台記念日 石垣御神埼灯台が4年ぶりに一般公開 石垣島

石垣島の西に位置する灯台が4日、1日限定で一般公開されました。

明治時代、日本で初めて西洋式の灯台の建設が始まった11月1日は灯台記念日とされ、それに合わせて、4日、ふだんは立ち入れない石垣島の「石垣御神埼灯台」が1日限定で一般公開されました。

40年前の昭和58年に建てられた高さ17メートルのこの灯台は、その光をおよそ22キロ先まで届けることができ、石垣島や西表島を行き交う船の道しるべとなってきました。

また、灯台が立つ高台は島の西に位置し、沈みゆく太陽と、美しい海を一望できるロマンチックな場所として島民や観光客の人気を集めています。

新型コロナの影響で4年ぶりの公開となった4日、石垣島は29.5度まで気温が上昇し、汗ばむ陽気の中、観光客や地元の親子連れなどでにぎわいました。

香川県から訪れた夫婦は「海がきれいですごい水平線が見渡せて癒やされました」と話していました。

また、家族で訪れた地元の小学1年生の男の子は「怖い」と話していました。

男の子の母親は「1歳の子どもの名前は灯台から取った灯です。灯台から見ると景色が違いますね。高いのでドキドキします」と話していました。