コロナ関連事業の不祥事 県の部長が陳謝“再発防止の徹底を”

23日明らかになったコロナ関連事業での不適切な会計処理や個人情報の漏えいについて県は24日記者会見を開き、保健医療部の糸数公部長が「県政に対する信頼を損ねたことについて深くおわびを申し上げる」と陳謝し、再発防止の徹底に努めていく考えを示しました。

県は保健医療部所管のコロナ関連事業での不祥事を受けて、24日記者会見を開き、保健医療部の糸数部長が「県民の皆様の県政に対する信頼を損ねたことについて深くおわびを申し上げる」と陳謝しました。

県によりますと、新型コロナの宿泊療養施設として運用を終えたホテルの原状回復費用の一部1330万円を年度をまたいで計上したことから国の交付金の対象にならない可能性があるということです。

ほかにも県と県内のホテルとの間で交わされた同様の契約9件で問題がある可能性があるということで、糸数部長は、「関係機関と調整して、課題と対策を早急に整理し再発防止の徹底に努める」と述べました。

また、新型コロナウイルスのPCR検査の陽性者など179人分の個人情報を記したファイルを紛失したことについて糸数部長は個人情報を含む文書の管理について改めて体制を見直しマニュアルを作成するなど再発防止に努める考えを示しました。