国内でめったに見られない鳥「セイケイ」 石垣島で初確認

国内でめったに見ることができないクイナの仲間の「セイケイ」が石垣島に飛来しているのが確認されました。
石垣島で確認されるのは初めてです。

クイナの仲間の「セイケイ」は、体長50センチほどで、アフリカやヨーロッパ、オーストラリアなどに生息し、国内ではめったに見ることができないとされています。

石垣島では今月16日、市内の田んぼで地元の野鳥愛好家によってセイケイが飛来しているのが確認されました。

沖縄野鳥の会によりますと、石垣島で確認されるのは今回が初めてです。

NHKのカメラも20日と21日、その姿を捉えることに成功し、背中が茶色がかった淡い青で、額とくちばしが赤いセイケイが、田んぼや周辺の草むらを動き回り草の実などをついばむ様子が確認できました。

沖縄野鳥の会の山城正邦会長は「正式な記録はないが、セイケイはこれまで沖縄市の比屋根湿地で確認されたことがあり、県内では今回で2例目となるのではないか」と話していました。