やんばる地域で製造された泡盛の魅力をPRする催し 恩納村

本島北部、やんばる地域で製造されている泡盛の魅力を知ってもらおうという催しが、恩納村の観光施設で開かれています。

この催しは、泡盛の出荷量が減る中、島酒の魅力を知ってもらおうと、やんばる地域の酒造メーカーで作る実行委員会が去年に続いて開いたものです。

会場の恩納村にある「琉球村」には、本島北部の酒造所を中心に6つのブースが設けられ、試飲やボトルの販売が行われています。

また、会場では、複数の酒造所の泡盛をブレンドしたオリジナルの1杯を味わうこともできます。

訪れた人たちは各酒造所のブースを巡り、さまざまな銘柄を飲み比べながら味を楽しんでいました。

岩国市から訪れた男性は「最高においしいです。さわやかで口の中がすかっとして、天に昇るような気持ちになります」と話していました。

東京から訪れた男性は「パンチがあっておいしいです。思った以上にバリエーションがあって楽しかったです」と話していました。

実行委員会の咲元酒造の豊里友宏工場長は「各酒造所さんにはそれぞれ特徴があるので、その良さをぜひ味わって下さい」と呼びかけていました。

この「やんばる泡盛祭り」は22日まで、恩納村の琉球村で開かれています。