「豊年祭」など伝統文化を若い人に知ってもらう催し 大宜味村

「豊年祭」などの伝統文化を若い人たちにも知ってもらおうという催しが、9日大宜味村で開かれました。

この催しは、伝統文化の魅力を若い人たちに知ってもらい、子どもたちに継承しようと、やんばるの3つの村に住む若者などが開きました。

このなかでは、四季の移り変わる様子を舞踊に表現した「四季口説」を国頭村内の小学校から高校生の児童生徒が歌と三線を演奏に合わせて、披露しました。

また、およそ100年の歴史があるといわれる、大宜味村饒波地区の豊年祭で披露される「恩納節」は、花笠を手にした女性2人の踊り手たちのゆっくりとした動きが特徴です。

会場に訪れた人たちは、さまざまな芸能を堪能していました。

実行委員会の金城定杜委員長は「豊年祭は堅苦しいイメージあるので若い人にも楽しめるよう企画した。今後も伝統芸能を知ってもらう、催しにしていきたい」と話していました。