尖閣諸島沖合で中国海警局の船4隻が一時領海に侵入

尖閣諸島沖合で中国海警局の船4隻が一時領海に侵入

9日午前、沖縄県の尖閣諸島の沖合で中国海警局の船4隻がおよそ1時間40分にわたって日本の領海に侵入しました。
海上保安本部が再び領海に入らないよう警告と監視を続けています。

第11管区海上保安本部によりますと、中国海警局の船4隻が尖閣諸島の久場島の沖合で9日午前10時半すぎから相次いで領海に侵入しました。

4隻はおよそ1時間40分にわたって領海内を航行したあと午後0時半までにいずれも領海から出たということです。

4隻は午後0時40分現在、久場島の北西もしくは北北西、およそ25キロから30キロの領海のすぐ外側にある接続水域を航行してるということで海上保安本部が再び領海に入らないよう警告と監視を続けています。

尖閣諸島の沖合で中国海警局の船が日本の領海に侵入するのが確認されたのは先月23日以来でことしに入って25件目です。