海兵隊が那覇軍港で訓練 県が航空機離着陸を行わないよう要請

アメリカ海兵隊が3日から今月6日にかけてアメリカ軍那覇軍港で訓練を行い航空機を使う可能性があるという連絡が2日夜、沖縄防衛局から県にありました。
県は、市街地に近く決して容認できないとして、航空機の離着陸を行わないよう、海兵隊に働きかけることを沖縄防衛局に要請しました。

県によりますと、アメリカ海兵隊が3日から今月6日にかけて那覇市にあるアメリカ軍那覇軍港で訓練を行い航空機を使う可能性があるという連絡が2日夜、沖縄防衛局からありました。

具体的な訓練内容や使用する航空機などについては現時点ではわからないということです。

これに対して、県は、市街地に近く那覇空港に近接している那覇軍港で航空機の離着陸が行われることは県民にさらなる基地負担を強いるもので決して容認できないとして、航空機の離着陸を行わないよう海兵隊に働きかけることを沖縄防衛局に要請しました。

県によりますと、那覇軍港で航空機を使った訓練が行われるのは、去年2月以来です。

このときは、MV22オスプレイやCH53ヘリコプターが離着陸し、県は、沖縄防衛局や外務省沖縄事務所に抗議していました。