8月の沖縄地方の消費者物価指数 昨年同月比3.9%上昇

家庭で消費するモノやサービスの値動きをみる、ことし8月の沖縄地方の消費者物価指数は、天候による変動が大きい生鮮食品を除いた指数が去年の同じ月より3.9%上昇し、高い水準が続いています。

県や総務省によりますと、ことし8月の消費者物価指数は、生鮮食品を除いた指数が、2020年の平均を100として去年8月より3.9%上昇し、106.9になりました。

上昇率は7月からほぼ横ばいですが、3か月ぶりに3%台に下がりました。

このうち「生鮮食品を除く食料」は11.5%上がりました。

具体的には、卵や牛乳などの「乳卵類」が23.8%、「菓子類」が12.9%上昇しました。

このほかにも、食器や台所用品などの「家事雑貨」が16.3%、洗剤などの「家事用消耗品」が13.2%上がりました。

一方、「電気代」は、国や県による補助や燃料価格が下落していることから上昇率はマイナス13.7%となりました。