石垣島の地質や生物を学ぶ会 退職した教員らのグループが開催

石垣島の地質や生物に親しんでもらおうと1日、石垣市で学習会が開かれ、多くの市民が参加しました。

これは退職した教員らで作る市民グループが開いたもので、学習会には20人が参加しました。

この中では、講師の人たちが、石垣島には沖縄県内で最も古いとされる「トムル層」と呼ばれる地層や、石灰岩が多く見られる地層などが身近に見られることを説明しました。

また、国の特別天然記念物のカンムリワシや、ヘビの仲間のサキシマスジオなどといった希少な生き物も生息していて、これらの生き物の生育環境を守っていくことの大切さも訴えていました。

参加した男性は「さまざまな地質や地層を自分の目で見て説明を聞いてみたいです」と話していました。