那覇と北京を結ぶ定期便 3年7か月ぶりに運航再開

新型コロナウイルスの影響で運休が続いていた那覇と中国・北京を結ぶ定期便の運航が、28日、3年7か月ぶりに再開しました。

那覇と北京を結ぶ中国国際航空の定期便は、新型コロナの影響で2020年2月から運休が続いていましたが、28日、3年7か月ぶりに再開しました。

午後5時すぎ、家族連れなど100人近くを乗せたボーイング737型機が那覇空港に着陸しました。

到着ロビーでは、沖縄観光コンベンションビューローの担当者などが、到着した人たちに「めんそーれ」と声をかけたり、ガイドブックなどが入ったバッグを手渡したりしました。

当初、今月17日に運航が再開される予定でしたが、延期され、29日から中国で大型連休が始まるのにあわせて、運航が再開された形です。

新型コロナの感染拡大前、中国国際航空ではこの区間を週に4往復していましたが、当面、週に2往復、運航することにしています。

両親と訪れた30代の女性は「北京には海がないので海を見たいです」と話していました。

子どもと訪れた30代の女性は「ダイビングをしたり水族館に行ったり、沖縄の南部や北部を周遊したいです」と話していました。

沖縄観光コンベンションビューローの新本康二海外プロモーション課長は「ようやく北京便が再開してホッとしています。中国市場に向けて沖縄の魅力をしっかり伝え、路線の安定化を図り、たくさんのお客様に沖縄に来てもらうよう努力していきたいです」と話していました。