県庁地下駐車場でPFOS漏れ川に流出

ことし6月、沖縄県庁の地下駐車場から泡消火剤が漏れ出し、この中に有害性が指摘されている有機フッ素化合物=PFOSが含まれていたことが分かりました。PFOSを含んだ液体は県庁近くの川に流れ出たということで県は近く記者会見を開き詳しい内容を説明することにしています。
関係者によりますと、ことし6月、県庁の地下駐車場から泡消火剤が漏れ出し、この泡消火剤を調べたところ、有機フッ素化合物=PFOSが含まれていたことが分かったということです。
また、泡消火剤を含んだ液体は県庁近くの久茂地川に流れ出たことも確認されているということです。
県は近く記者会見を開き詳しい内容を説明することにしています。
PFOSなどの有機フッ素化合物をめぐっては、ことし7月那覇市の施設でも高い濃度のPFOSなどを含んだ泡消火剤が漏れ出し、泡消火剤が混ざった水の一部が道路の側溝にも流れ出たことが分かっています。