沖縄本島地区のタクシー初乗り運賃 来月25日から600円に

沖縄本島地区のタクシー初乗り運賃 来月25日から600円に

沖縄本島地区のタクシーの運賃について、沖縄総合事務局は来月25日から、普通車の初乗り運賃の上限をこれまでより40円高い600円にすることを決めました。

沖縄総合事務局はことし2月から3月にかけてあったタクシー会社からの運賃改定の申請を受けて、審査を行い、25日付けで引き上げ幅を決めました。

まず普通車の初乗り運賃の上限は、これまでの1.75キロメートルあたり、560円から600円に引き上げます。

一定の距離ごとに加算される「加算運賃」の上限額も引き上げられ、これまでの365メートルあたり70円から400メートルあたり100円に改められます。

また、大型車の上限額も初乗り運賃がこれまでの1.75キロメートルあたり610円から650円に引き上げ、「加算運賃」が343メートルあたり90円から291メートルあたり100円に改められます。

今回の運賃改定は、タクシー運転手の労働条件の改善や新型コロナや燃料価格の高騰などで悪化したタクシー会社の経営基盤の立て直しのために行われるということです。

沖縄本島地区のタクシー運賃の改定は来月25日から実施されます。