安室奈美恵さんの消印サービス ファンの要望受け1年延長へ

歌手の安室奈美恵さんの引退から16日で5年です。
最後のライブを行った宜野湾市では、郵便物に安室さんが描かれた消印を押して配達するサービスが行われていますが、ファンの継続を望む声を受け、来年9月15日まで延長されることになりました。

このサービスは、宜野湾市と宜野湾市観光振興協会、それに日本郵便沖縄支社が安室さんの引退の翌年に始めたものです。

宜野湾マリン支援センターに設置された記念のポストに郵便物を投かんすると、安室さんが描かれた消印が押され配達されることから、今も熱心なファンたちが県内外から訪れ、この1年間におよそ3600通が投かんされました。

市などによりますと、サービスは15日で終了する予定でしたが、多くのファンの継続を望む声を受け、来年9月15日までの延長を決めたということです。

当初1年間の限定で始まったこのサービスの延長は、これで4年連続です。

郵便物を投かんした県内に住む女性は「これからも安室ちゃんのことをみんなで語ったり愛を共有できたりする場所があるのは、すごくうれしい」と話していました。

大阪出身で沖縄に移住したという女性は「来年までとは言わず、このポストを永遠に設置してほしいと思う」と話していました。

16日は、「引退しても沖縄に貢献したい」という安室さんの意志を継ぎ、引退後5年間の約束で宜野湾市のビーチで行われてきた安室さんの曲に合わせた花火ショーが最後の開催となります。