野球U18W杯初優勝 東恩納蒼投手と知花慎之助選手が凱旋

野球の18歳以下のワールドカップで初優勝を果たした日本代表の選手たちが帰国し、沖縄尚学高校の東恩納蒼投手と知花慎之助選手も11日夜、沖縄に戻りました。

野球の18歳以下のワールドカップは台湾で行われ、日本は10日の決勝で地元の台湾に2対1で逆転勝ちし、10回目の出場で初優勝を果たしました。

代表メンバーに選ばれた沖縄尚学高校の東恩納投手と知花選手も11日夜、那覇空港に到着して家族などから出迎えを受けました。

東恩納投手はプエルトリコ戦で5回の参考記録ながら完全試合を達成するなど登板した11回を無失点に抑え、先発投手としてベストナインに選ばれました。

東恩納投手は「この小さな島からでも日本代表として世界一を取れるチャンスがあることを見せることができたので、次の世代にも続いてほしいです」と話していました。

また、韓国戦で4打点と活躍した知花選手は、「打撃や守備で自分の役割を全力で果たせたと思っています。優勝という経験はめったにないことなのでこれからのプレーに生かしていきたい」と話していました。

また、代表チームのコーチを務めた比嘉公也監督は、「同年代の力のある選手たちと過ごした時間は、これからの2人のステップに役に立つと思うのでこの経験を生かせるように過ごしてほしい」と話していました。