衣服にまつわる「しまくとぅば」紹介する企画展 読谷村

沖縄の各地域で古くから使われてきたことば、「しまくとぅば」。
衣服にまつわる「しまくとぅば」を紹介する企画展が読谷村で開かれています。

今月18日は数字の語呂合わせで「しまくとぅばの日」とされていて、それを前に読谷村の教育委員会が衣服にまつわる「しまくとぅば」を紹介する企画展を開いています。

会場のユンタンザミュージアムには着物や地域の伝統行事で使われている衣装など、およそ30点が展示されています。

このうち沖縄伝統の布「芭蕉布」で作られた着物は、読谷村の「しまくとぅば」で「ばさーぢん」と呼ばれ、外出用として新調し、古くなると自宅や仕事場で着用されてきたことが説明されています。

また、「しまくとぅば」では▽衣類の材料となる木綿を「むみん」▽絹を「いーちゅー」と呼ぶことなどが紹介されています。

読谷村教育委員会村史編集室の町田星羅さんは「ふだんの生活の中でも『しまくとぅば』を聞くことが少なくなっているが、着物など沖縄の衣類について知ってもらいながら、『しまくとぅば』の魅力も感じてほしいです」と話していました。

この企画展は来月1日まで開かれています。

入場は無料です。