架空料金請求の特殊詐欺被害の相談相次ぐ 八重山警察署

支払いに電子マネーのギフトカードを指定して架空の料金を請求する特殊詐欺の被害を訴える相談が相次いでいて警察が注意を呼びかけています。

八重山警察署によりますと今月1日、石垣市の50代の男性は実在する会社の社員を名乗る人物から「サイトの登録費用が未払いで民事訴訟が起こされている」という電話がかかってきました。

その後、「訴訟の取り下げのために費用がかかり、支払いはギフトカードで行うので番号を教えて」などと言われたことから、指示に従ってコンビニエンスストアで電子マネーのギフトカードを購入し、その番号を伝えてしまったということです。

今月6日にも、石垣市の別の50代の男性から同様の手口で費用の支払いを要求され、ギフトカードを購入し番号を伝えてしまったという相談を受けたということです。

八重山警察署の下地秀樹副署長は「身に覚えのない電話やメッセージが届いたら無視して、まずは家族や周りの人、警察に相談してください」と呼びかけています。