観光親善大使「男女を問わず選ぶべき」が最多 アンケート調査

「ミス沖縄」として活動してきた観光親善大使のあり方を検討する委員会のアンケート調査で、男女を問わずに選ぶべきだとする意見が最も多かったことがわかりました。

沖縄観光コンベンションビューローはことし2月、「ミス沖縄」の選出事業について、社会的環境の変化などを理由に休止すると発表しました。

今回のアンケート調査は、観光親善大使の新しいあり方を検討する委員会が行ったもので、ことし7月から8月にかけて10代以上の男女を対象にインターネット上で実施し、1025人から回答を得ました。

それによりますと、観光親善大使のあり方について最も多かったのは「男女を問わず募集」の38.8%で、次いで女性が務める「現行制度を維持」が25.6%、「ご当地キャラクターを活用」が18.1%、「デジタルで架空の人物を新設しSNSなどで展開」が9.8%などとなっています。

回答者からは「空手や組踊ができるなど沖縄をPRできるスキルを持った人を起用して、実演で魅力を発信するべき」とか、「観光に加え、文化や歴史、食を語れるスペシャリストであってほしい」といった意見も寄せられたということです。

検討委員会は、ことし10月をめどに提言をまとめることにしています。