沖縄県内のガソリン価格 初めて190円超える

沖縄県内のレギュラーガソリンの価格は、4日の時点で1リットルあたり190.9円と4週連続で過去最高を更新し、初めて190円台を越えました。

国の委託を受けてガソリン価格を調査している石油情報センターによりますと、県内のレギュラーガソリンの小売価格は4日の時点で先週より1.9円高い、1リットルあたり190.9円となりました。

これは11週連続の値上がりで記録が残っている平成16年6月以降の過去最高値を4週連続で上回りました。

また2年前の同じ時期に比べて28円、去年の同じ時期に比べて、およそ11円高くなっています。

このほか1リットルあたりのハイオクガソリンは199.4円、軽油も169.4円と先週より値上がりました。

石油情報センターでは「サウジアラビアでの石油の減産の影響や円安、それに国の補助金の縮小が影響しガソリンの価格が上がった。ただあすから(7日)国の補助金が拡充されることから来週の価格は下がるものとみられる」と話しています。