県内外の愛好家が収集した「石」紹介する企画展 国頭村

愛好家が収集した美しい色や特徴的な形の石を紹介する企画展が国頭村で開かれています。

「断捨離された石たち」と名付けられたこの企画展は、国頭村の「沖縄石の文化博物館」で開かれていて、県内外の愛好家から寄贈された25点の石が展示されています。

このうち、南大東島などで見られる「泥質縞状石灰岩」は横幅20センチほどで、茶色や黄色、黒や白など、美しい色合いが特徴で「レインボーストーン」とも呼ばれているということです。

また、「細粒砂岩」は主に沖縄本島の中南部で見られ、生き物などに似た形のものもあります。

展示されている石は自由に触れることもできます。

埼玉県から観光で訪れた家族連れは「いろんな種類があり、見たことのない石ばっかりでびっくりしています」と話していました。

「沖縄石の文化博物館」の服部貴昭さんは「石のいろんな模様があり動物の形に見えたりするので楽しんでもらい、石の奥深さにふれていただきたいです」と話していました。

この企画展は、来月30日まで開かれています。