FA18戦闘攻撃機が普天間に相次ぎ飛来 住民から騒音の苦情

アメリカ軍普天間基地には今月、岩国基地配備されている海兵隊のFA18戦闘攻撃機が相次いで飛来しています。
住民から騒音の苦情が多く寄せられていて、市は国に外来機の飛来の禁止をアメリカ軍に求めるよう要請したということです。

25日午前11時ごろ、岩国基地に配備されている海兵隊のFA18戦闘攻撃機あわせて4機が普天間基地に相次いで着陸しました。

宜野湾市によりますと今月11日以降、FA18が複数回飛来しているのが確認されていて、今月18日には上大謝名地区で飛行機のエンジン近くの音と同じくらいの117.1デシベルの騒音を記録したということです。

市には「戦闘機の飛来が多くてうるさい」などといった騒音の苦情が今月に入って25日夕方までにあわせて63件寄せられていて、先月の19件から急増しています。

市は今月21日に沖縄防衛局と外務省沖縄事務所に対し、外来機の飛来の禁止をアメリカ軍に求めるよう要請したということです。