高校生ら少年4人を逮捕 那覇市の路上強盗傷害容疑で

ことし6月、那覇市の路上で38歳の飲食店従業員が後ろから殴られたうえスマートフォンなどを奪われ大けがをした事件で、警察は21日県内に住む17歳の少年4人を強盗傷害の疑いで逮捕しました。

逮捕されたのは、那覇市と宜野湾市に住む高校生2人と、那覇市のアルバイトそれに南城市の塗装作業員のいずれも17歳の少年4人です。

警察によりますと4人は、ことし6月18日午前5時すぎ、那覇市壺屋の路上で面識のない38歳の飲食店従業員の男性の顔などを複数回殴ったうえスマートフォンなどを奪ったとして強盗傷害の疑いが持たれています。

男性は1人で帰宅途中で、後ろから突然襲われ顔の骨を折る大けがをしました。

警察が付近の防犯カメラの映像を解析などして捜査を進めたところ、4人が浮上したということです。

警察によりますと4人は友人どうしで、当時、バイク2台を使って移動していたということです。

この事件の翌日に那覇市若狭で起きた強盗傷害事件と、今月12日に那覇市久米で起きた強盗傷害事件でも被害者が突然後ろから襲われるなど手口が似ていることから、警察が関連も視野に調べています。

一方、警察は捜査に支障があるとして4人の認否を明らかにしていません。