マリンレジャーの事故防止を呼びかけ 津堅島で合同パトロール

水上オートバイなどの事故を減らそうと、津堅島で海上保安部や民間の団体などが合同でパトロールを行い、マリンレジャーを楽しむ人たちに事故の防止を呼びかけました。

合同パトロールは、20日、うるま市の離島の津堅島沿岸で行われ、中城海上保安部とうるま警察署、水上オートバイの愛好者で作る民間団体などからおよそ20人が参加しました。

参加者は、4隻に乗り込んで海上からパトロールを行い、島の周辺で水上オートバイを利用している人たちが安全に運転しているかなどを確認しました。

そして、エンジンや操船のトラブル、それに天候の悪化に注意するよう呼びかけていました。

中城海上保安部によりますと、県内での水上オートバイによる事故は、おととしから増加傾向で、特に衝突事故が増えているということです。

パトロールに参加した「沖縄県ウォータークラフト安全協会」の高越史明会長は「民間と手を結んでパトロール活動を続けていくことによって、海難事故がひとつでも減ってほしいです」と話していました。

また、中城海上保安部交通課の小坂和彦課長は「合同でのパトロールは、非常に効果的だったと考えている。水上オートバイ事故や海水浴の事故も多く起きている。しっかりと対策をした状態で、海上レジャーを楽しんでいただきたい」と話していました。