小学校長が酒気帯び運転をしたとして停職6か月の懲戒処分に

県教育委員会は本島中部にある小学校の校長が酒気帯び運転をしたとして、17日、停職6か月の懲戒処分にしました。

県教育委員会によりますと、本島中部にある小学校の60歳の校長は、先月11日の午前7時ごろ、自宅で缶入りの酎ハイを2杯飲んだあと、車を運転したということです。

1時間あまりたってうるま市内を走っていたところを警察に停車するよう求められ、検査した結果、基準値のおよそ6倍のアルコールが検出され、その場で逮捕されました。

校長はこの日は休みをとっていて、酒を飲んだあとに運転した理由について教育委員会の聞き取りに対し「睡眠不足などによる体調不良で正しい判断ができていなかった」と話しているということです。

県教育委員会は、法令に違反するなどしたとして、17日、停職6か月の懲戒処分にしました。

校長は退職届を提出したということです。

一方、教育委員会は公表基準にそって、学校名などは明らかにしていません。

県教育委員会の半嶺満教育長は「県民の教育に対する信頼を損なうもので、大変遺憾です。教職員の綱紀粛正の徹底を図り、信頼回復に努めていきたい」とコメントしています。