秋の運動会に備える 小学生対象に「かけっこ教室」 宮古島

沖縄県宮古島市で小学生を対象にした「かけっこ教室」が開かれ、夏休み中の子どもたちが速く走れるようになろうと走り方の基礎を学びました。

この教室は、運動会シーズンを前に速く走るための基本的な動きを練習して身につけてもらおうと、地元でスポーツ振興に取り組む団体が開きました。

会場となった宮古島市平良下里にある屋内運動施設には1年生から6年生まで36人が参加し、まず、体を大きく動かしながら準備体操を行いました。

そして、つま先から地面を蹴ってスキップしながら走る練習や、さまざまな体勢から音に反応して素早く動く「変形ダッシュ」が行われ、真剣な表情で取り組んでいました。

参加した子どもたちは「スキップしたりするところが楽しかった」とか「運動会で1位になったことがないので頑張りたい」などと口々に話していました。

教室を開いたスポーツ推進委員協議会の砂川さとみ会長は「かけっこでは足のステップがいちばん重要で、ステップ、リズムを身につけたら、だいぶ速くなって運動会に役立つと思います」と話していました。