台風で大きな被害 県内6自治体に普通交付税を繰り上げ交付

台風6号によって大きな被害を受けた沖縄県内の6つの自治体に、普通交付税あわせておよそ16億円が繰り上げて交付されることになりました。

普通交付税は、地方自治体の財源不足を補うため国から年に4回交付されていて、災害で大きな被害を受けた場合は時期を繰り上げて交付されます。

総務省は、台風6号によって大きな被害を受けた沖縄県の6つの自治体に対し、ことし9月分の普通交付税の一部、あわせて15億9400万円を、時期を繰り上げて交付することを決めました。

内訳は糸満市が3億8300万円、南城市が5億2600万円、今帰仁村が1億6500万円、本部町が1億9600万円、伊平屋村が8600万円、久米島町が2億3800万円となっています。

これらの普通交付税は、今月14日に各自治体に交付されます。