“離島の台風対策のぜい弱さ浮き彫り”知事 対策の議論重ねる

台風6号の被害が各地で広がる中、特に県内の離島では物流が滞ったり停電が長期間続いたりして大きな影響が出ています。
玉城知事は10日の記者会見で、「離島の台風対策のぜい弱な状況が浮き彫りになった」として、今後、対策について議論を重ねていく考えを示しました。

台風6号の被害が各地で広がり影響が長期化する中、特に県内の離島では物流が滞って物資が不足したり、一部で停電の復旧作業が遅れたりするなどして大きな影響が出ています。

これについて玉城知事は10日の記者会見で、今回の台風では、県の担当者が離島の町長や村長などと電話で連絡を取り合い、被害状況や県に求める支援などを確認していたと説明しました。

その上で「離島における様々な影響を見ても今回の台風で非常に対策がぜい弱な状況であることが浮き彫りになった」と述べ、台風などの災害の際に離島でどのような緊急対策がとれるのか議論を重ねていく考えを示しました。