恩納村の特産4漁港の海ぶどうの養殖に被害

恩納村では4つの漁港で行われている特産の海ぶどうの養殖にも台風の被害が出ています。

このうち前兼久漁港にある養殖施設では、屋根に開いた穴から雨水が水槽に入りこんだり停電で海水をくみ取るポンプが動かせなくなったりしたため、水質が悪化して海ぶどうの品質が低下しすべて出荷できなくなったということです。

4つの漁港での被害額は2200万円程度に上り、出荷再開までに2か月はかかるということです。

恩納村漁協の仲村英樹参事は「台風が明けて漁港に来たときはショックを受けた。漁港で海ぶどうを生産する70人の2か月間の生活が心配でなんとか支援をお願いしたい」と話していました。