沖縄県ホテル協会 「宿泊税の導入に直ちに納得できない」

沖縄県が県内のホテルなどに宿泊した人に課税する宿泊税の導入の検討を進める中沖縄県ホテル協会は7日理事会を開き、協会として「『宿泊税』の導入に直ちに納得することはできない」という方針を確認しました。

沖縄県はホテルなどに宿泊した人に課税する宿泊税について令和8年度からの導入を検討していて1泊の宿泊料金が2万円未満なら税額を200円、2万円以上なら500円などとする制度の素案をまとめています。

宿泊税をめぐり沖縄県ホテル協会は7日理事会を開きました。

この中でことし6月下旬から先月末にかけて会員を対象に実施したアンケート調査で宿泊税の導入に反対する意見が多かったことを踏まえて協会として「『宿泊税』の導入に直ちに納得することはできない」という方針を確認しました。

沖縄県ホテル協会の平良朝敬会長は記者会見で「事前にホテル側との意見交換などでホテル側の要望について聞いていただき納得できる対応をとってもらいたい」と述べました。

県はホテル関係者への丁寧な説明が必要だとして来月にも意見交換を行う場を設けることにしています。