台風 大型スーパーでは大量のパンが緊急空輸で入荷 那覇市

台風6号の影響で物資の輸送が一時ストップし、多くの店で品薄の状況が続く中、那覇市の大型スーパーでは大量のパンが緊急に空輸され入荷されました。

7日夕方、那覇市金城にある「イオン那覇店」には、1700個余りのパンが入荷されました。

店によると、パンの入荷は3日ぶりで、これだけの量がまとまって入荷されるのは初めてだということです。

台風6号の影響で品薄の状況が続いていることから、イオン琉球は7日東京の工場で作られたパン8000個を空輸して、本島内の33店舗に振り分けたということで、本土から緊急に空輸したのは、今回が初めてだということです。

子どもと買い物に来ていた那覇市の30代の女性は「パンがずっとなくて、子どもたちも食べたがっていたので買えてよかったです」と話していました。

また、那覇市の20代の女性は「パンを求めてコンビニエンスストアを探し回っていました。パンを食べるのは1週間ぶりくらいなのでうれしいです」と話していました。

イオン琉球の大森修営業本部長は「パンは停電になってからも食べることができ、子どもからお年寄りまで幅広く楽しめる商品です。台風が長く続き、みなさんふだんどおり食べられない不便さを感じていると思うので、少しでも改善できたらという思いで取り組みました」と話しています。