台風6号被災 うるま市の飲食店では無料でから揚げなど提供

台風6号の影響で食料品が不足するなか、うるま市の飲食店では食事に困っている人に無料でから揚げなどを提供していました。

台風6号の影響により、県内のスーパーでは食料品の供給が遅れていて、店舗によっては品薄になっています。

こうした中、うるま市の直売所「うるマルシェ」にある飲食店では、台風の影響で食事に困っている人を支援しようと、無料で食事を提供していました。

このうち、てびちのから揚げ専門店では、7日限定で、4個入りのから揚げを無料で50セット提供していました。

また、隣にある肉料理の専門店でも7日、弁当30食を無料で提供していて、問い合わせがあることから8日も提供を続ける予定だということです。

それぞれの店では、店員が「台風の被害は大丈夫でしたか」などと声をかけながら食事を手渡していました。

うるま市に住む60代の女性は「停電が4日間続いてごはんも炊けませんでした。高齢の両親がいて、台風の影響であまり食べていないので無料でもらえるのはありがたいです」と話していました。

また、うるま市の30代の女性は「停電した冷蔵庫内の食品を処分したのでスーパーに買い出しに行ったものの冷蔵食品がまったくありませんでした。夕飯に困っていたので、ありがたいです」と話していました。