台風による県内の交通影響・停電・被害のまとめ

台風6号は東シナ海で停滞したあと、東よりに進み、再び沖縄本島地方が暴風域に入るなどしたため、県内では影響が長期化しています。

【交通影響】
交通の影響です。
空の便は7日、那覇空港を発着する一部の便が欠航するほか、南北大東島の空港を発着する全便の欠航などが決まっています。

海の便は、7日、多くの船会社が海上の状況を見て判断するとしていますが、本島と周辺離島を結ぶ路線は運航が難しいとしています。

一方、沖縄本島内の主要なバス会社4社は、沖縄自動車道が通行止めになっているため、那覇空港と名護市や本部町を結ぶ高速バスの運行を見合わせているということで、通行止めが解除され次第、運行する予定だということです。

沖縄都市モノレール=ゆいレールは平常どおり運行しています。

【停電】
県内では停電が続いています。
沖縄電力によりますと、午前6時の時点で5520戸が停電しています。

【被害】
被害も相次いでいます。
警察や消防によりますと、6日の時点で県内では2人が亡くなったほか、95人がけがをしています。

県によりますと、建物の浸水被害も起きていて、6日夜の時点で床上浸水は沖縄市やうるま市などであわせて6件、床下浸水は恩納村で2件確認されています。